2014年02月14日

難病の治療

食生活にこだわりがあり食材も調理法も健康第一で、完ぺきだった。
血液検査のたびに、看護師に模範的だと褒められるのが、彼女の自慢だった。

一昨年来、彼女の妹、弟、義兄、義甥が相次いで亡くなり、看病や葬儀などに追われ、精神的にも体力的にも大変な時期を過ごしてきた。
ストレスが体調を崩してしまったのだろうか。

今は検査や治療に専念しなければならない。

でも、「なぜ、彼女が?」という悔しい思いが頭から離れない。
病を治療する薬が、彼女の健康を奪っていく。
骨自慢の彼女が骨粗しょう症なんてありえない。

彼女の希望で、知人には病気のことは伏せている。
私自身も電話だけ・・・・
優しくて行き届いたご主人、優しい子供たち、可愛い孫たちに恵まれているので、
しばらくは私の出番は必要ないようだ。


小柄だけれどふっくらとして色白で美人、おしゃれな奥様風な彼女は
大柄でなりふり構わない私とは正反対だけど、なんとなく気楽でのんびりしているところが共通しているのか、2人の会話が周りの人たちを和ませて
笑いが絶えなかった。
また迷コンビを組んで、みんなを笑わせたいね。

ゆっくりでも良い。明るい光が見えて欲しい。
病気に負けない精神力を持って欲しい。




Posted by 愛梨 at 15:32│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。